スコア100切りの鍵は小技練習にあり!アプローチとバンカーの重要性

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一生懸命練習しているのに、なかなかスコアが縮まらない。そんな悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか。原因はいくつも考えられますが、その中でも見落とされがちなのが「小技(アプローチやバンカーなど、グリーン周りの短い距離のショット)をあまり練習していない」ということです。

この記事では、なぜ小技の練習が後回しになりやすいのか、そしてなぜアプローチこそスコアアップとスイング改善の両方に効くのかをお伝えします。読み終える頃には、次の練習で真っ先にウェッジを手に取りたくなるはずです。

アプローチが準備運動になっていないか

グリーン周りでアプローチの練習に取り組む様子

練習場に行くと、多くの方がアプローチを軽く扱っています。一球いくらの練習場では、小さいアプローチを打つのはもったいないと感じてしまう方もいますし、打ち放題であっても、アプローチはフルスイングに入る前の準備運動くらいにしか考えていない方が非常に多いです。

私が普段レッスンをする際は、必ず最初にアプローチから練習してもらいます。ところが、少し打ったらすぐに大きなスイングへ移ってしまう方がとても多いのが実情です。アプローチはあくまで準備運動ではありません。スコアを作る上でも、スイングを改善する上でも、非常に重要な練習だと考えてください。

よくある失敗のパターンとして、例えば120球練習するとしたら、最初の10球程度だけ軽くアプローチを打ち、残りはすべてフルスイングに費やしてしまうという配分があります。この配分では、グリーン周りの技術はほとんど身につきません。準備運動として扱っている限り、アプローチは上達しないと考えてください。

まずはご自身がアプローチをどれくらいの時間、真剣に練習しているか振り返ってみてください。フルスイングの練習に入る前の数球で終わっていないか、一度確認してみることをおすすめします。

小さいスイングほど改善しやすい理由

フルスイングでスイングを変えようとすると、非常に難しいものです。動きが大きい分、意識してもうまくコントロールできず、最初はミスショットが増えてしまうことがよくあります。せっかく直そうとしているのに、当たりが悪くなって嫌になってしまう方も少なくありません。

一方でアプローチのような小さいスイングは、変えたい部分を意識して振りやすく、最初からいい当たりが出やすいという特徴があります。動きが小さい分、修正した動きをそのまま反映させやすいのです。

そして、アプローチで出る癖は、動きは小さくてもフルスイングで出ている癖と同じであることが非常に多いです。つまり、直しやすいアプローチからスイングを変えていくことで、スムーズにフルスイングの改善にもつながります。

フルスイングだけをスマホで撮影して確認する方は多いですが、ぜひアプローチも撮影して見返してみてください。撮影した映像では、クラブを後ろに引く動作でフェースがどちらを向いているか、体重が右足側に残ったままになっていないかといった点を見てみてください。フルスイングで指摘されたことのある癖と同じものが、アプローチでも起きていることに気づくはずです。

50ヤード以内は9割乗せる意識を

50ヤード以内からグリーンを狙うアプローチショット

実際に私自身も、去年左打ちで100切りを目指した際、5ヶ月で達成することができました。その際、スコアを作るにはやはり小技が大事だと考え、練習する球数の半分をウェッジの練習に充てました。週に1回、1回120球の練習のうち、60球はサンドウェッジでのアプローチ練習に使っていたのです。

私は普段789P38理論というものを提唱しています。7はドライバーでグリーンを狙える位置に7割方ボールを運べる技術、8はアイアンを持ったら50ヤード以内に8割方ボールを運べる技術、9は50ヤード以内からグリーンに9割以上乗せられる技術、P38はパター1ラウンド38パットという意味です。

この数字を見てもわかる通り、50ヤード以内からは9割方グリーンに乗せなければなりません。ドライバーやアイアンはそこそこの精度でも構いませんが、アプローチだけは高い確率でグリーンに乗せる必要があります。グリーンに乗らないという大きなミスを減らすことが、スコアメイクには非常に重要です。

それにもかかわらず、ドライバーやロングアイアンばかりを練習して、ウェッジをほとんど握らないまま練習を終えてしまう方も見かけます。長い距離の精度をいくら上げても、グリーン周りで乗せられなければ、そこでスコアを落としてしまいます。練習の最後の数球だけでなく、練習全体の中でウェッジに使う球数をしっかり確保することが大切です。

  • 7:ドライバーで狙った位置に7割方運ぶ技術
  • 8:アイアンで50ヤード以内に8割方運ぶ技術
  • 9:50ヤード以内からグリーンに9割以上乗せる技術
  • P38:1ラウンド38パット以内に収める技術

この4つの数字を意識しながら練習の配分を見直すだけでも、スコアの安定度は大きく変わってきます。

バンカーは練習すれば怖くなくなる

バンカーからのショットで砂が舞う瞬間

アプローチと並んで練習しておきたいのがバンカーです。ラウンド中に毎回バンカーに入るわけではありませんし、入る回数自体は少ないものですが、だからこそ練習不足になりがちな部分でもあります。

バンカーはとりあえず1回で出せるようにしておかないと、入ったときに2回、3回と打ってしまい、スコアを大きく崩す原因になります。1回で出られないバンカーショットは、その1打だけでスコアを2つ、3つと悪化させてしまうことになりますので、想像以上に影響が大きいミスだと考えてください。

さらに、1回で出せる自信がないと、コースマネジメント(コース攻略の組み立て方)の段階でバンカーを徹底的に避けなければならなくなり、結果として攻めたゴルフができずスコアが悪くなってしまいます。バンカーを避けることばかり考えていると、狙えるはずのピンにも思い切って攻められなくなってしまうのです。

バンカー練習ができる機会は少ないかもしれませんが、しっかり練習さえしておけば、それほど難しいものではありません。私自身、研修生として練習場にいた頃はバンカー練習が好きで、ボールにスピンをかける感覚を掴むためによく練習していました。打っていて非常に楽しい練習でもありますので、練習場やコースでバンカーを打てる機会があれば、ぜひ積極的に取り組んでみてください。

まとめ

今回は小技の練習の重要性についてお伝えしました。改めてポイントを整理します。

  • アプローチはフルスイングの準備運動ではなく、それ自体が重要な練習
  • 小さいスイングほど改善しやすく、フルスイングの癖もアプローチで直せる
  • 50ヤード以内は9割グリーンに乗せる意識を持ち、練習球数の半分をウェッジに充てる
  • バンカーは練習すれば1回で出せるようになり、コースマネジメントも楽になる

次の練習では、まずウェッジを手に取り、50ヤード以内のアプローチとバンカーから始めてみてください。それだけでラウンドの数字は確実に変わってきます。

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