ティーチングプロの野山佳治です。
2025年12月13日(土)に市原ゴルフクラブ柿の木台コースさんにラウンドレッスンに行ってきましたので、その時の様子をお伝えします。
そのなかでもゴルフにおける集中力の維持の重要性について、熱くお伝えしたいと思います。
❄️ 悪天候下のラウンドで学んだこと
この日は天気が非常に厳しく、寒さに加え、途中からは小雨も降ってくるというタフなコンディションでした。しかし、ご参加いただいた皆様は本当にナイスでした。
辛抱強く、決して投げ出さず、そして何より集中力を切らさず、最後までプレーしていただきました。

🎯 どんな状況でも集中力を切らさないことの絶大なメリット
寒さ、雨、風…ゴルフには思い通りにいかない厳しいコンディションがつきものです。
しかし、そういった状況でも「最後まで集中して、一打一打丁寧にプレーする」という姿勢が、あなたのゴルフを大きく成長させます。
1. 練習ではなく「経験」になる
「今日は調子が悪いから、残りは練習でいいや」と言う方を時々見かけます。ですが、練習も集中しなければただの”適当なスイング”に終わってしまいます。
コースに出たからこそ得られる、厳しい状況下での集中した一打の経験は、練習場で簡単に手に入るものではありません。この経験を積むことで、本番に強いプレイヤーになれます。

2. スコアをまとめられる力がつく
ミスの後や、調子が悪い時にこそ集中力を保つことが重要です。
何ホールかミスの連発で諦めかけたとしても、最後まで集中し続けた結果、「あれ、思ったほど悪いスコアじゃなかったぞ」という経験はよくあります。あの時、集中力を切らさなければベストスコア更新につながったかもしれない、と後悔しないためにも、一瞬たりとも気を緩めないでください。
3. 「キレ癖」をつけない
ラウンド中に「もう今日はダメだ」と一度集中力を切ってしまうと、その「キレ癖」は次のラウンド、その次のラウンドへと引きずってしまいます。少しでも調子が悪くなるとすぐに諦めてしまう習慣は、上達の大きな妨げになります。
今日のラウンドを大切にすることが、未来のあなたのゴルフを守ることにつながります。
4. 同伴者へのマナーを守る
集中力がキレて投げやりなプレーをすることは、同伴者の方にも伝わります。これは、一緒に回っている方にとって気持ちの良い状況ではありませんし、ゴルフにおけるマナーにも反します。
周囲への配慮として、常に全力で、真摯にプレーに取り組む姿勢を見せましょう。

⛳️ 集中力がキレたくなる気持ち、私もわかります
「なぜこんなに練習したのにミスが出るんだ」「練習場では打てたのに!」
ゴルフを始めたばかりの頃、私もすぐに集中力を切らしていましたので、切れたくなってしまうその気持ちは非常によくわかります。
しかし、ゴルフは、練習では想定できない全ての状況を含めて、その中で「いかに一打でも良いスコアで回るか」を追求するゲームです。
諦めて適当に打った一打は、必ず後悔として残ります。後からスコアを見返したときに、「集中力が切れたからしょうがない」ではなく、「全力でやったから悔いはない」と思えるように、最後の最後まで力を出し切ってください。

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寒さが厳しくなり、ゴルフのコンディションも難しくなってきますが、健康第一で冬眠せずにぜひコースを楽しんでください。厳しい冬こそ、集中力を鍛える絶好の機会です!


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