ティーチングプロの野山佳治です。
いつも私のウェブサイトをご覧いただき、ありがとうございます。
現在、私が注力して開発を進めているアドレス診断ツールのスマートフォンアプリ化ですが、少しずつ進展しています。
Android版については、現在テスト期間中で、あと1週間ほどで申請に進める予定です。そして、iOS版は昨晩、ついに申請までこぎつけることができました!
正直なところ、ChatGPTに助けを求めながらの作業でしたが、「あと30分で終わる」と言われてから10時間以上かかってしまいました(笑)。それでも、無事に申請が完了し、今は審査待ちの状態です。早く皆さんのスマホで使えるようになるのが、今から楽しみでなりません。
さて、12月に入り、一気に冬らしい寒さとなってきましたね。そこで今回は、「冬ゴルフの基本的な注意点」というテーマでお話ししたいと思います。
冬でもゴルフを楽しんで上達しよう!
寒くなると、「コースに行く機会を減らそうかな」と考える方もいらっしゃるかもしれませんが、私は冬眠することなく、ぜひ冬もゴルフを楽しんでいただきたいと思っています。
12月はまだ控えめな方も少ないかもしれませんが、1月、2月になるとラウンドから遠ざかる方も増えてきます。健康上の理由や雪の降る地域であれば仕方ありませんが、そうでなければ、寒さに負けずコースへ足を運んでみてください。
なぜなら、冬のゴルフはあなたのスキルを大きく成長させてくれるからです。冬にゴルフを続けた人と休んだ人では、春になったときの上達度に大きな差が出ます。しかも、この時期はプレー代が安くなるというお財布に優しいメリットもありますよ!

冬ゴルフで注意すべき3つのポイント
冬のラウンドで覚えておきたい注意点は、大きく分けて次の3つです。
- ボールが飛ばなくなる(ただし転がる)
- ライ(芝の状態)が薄くなる
- スコアが悪くなる(集中力を切らさない工夫が必要)
それぞれ詳しく解説していきます。
1. 飛ばないけれど「転がる」ことを計算に入れよう
冬は、気温が下がることでボールの飛距離が落ちます。夏に比べて1番手、寒い日には2番手ほどクラブ選択が変わることもあります。
夏には楽に越えられた池やバンカーも、冬にはキャリーが出ずに捕まってしまうことが増えます。「夏と同じ番手で」と力んでスイングを乱したり、届かせようと振りすぎてミスショットを招いたりしないよう、「冬は飛ばない」ということをまず頭に入れておきましょう。
しかし、注意していただきたいのは、「冬はよく転がる」ということです。
地面が硬くなり、芝も薄くなるため、ランが多く出ます。この「飛ばない(キャリーが出ない)」と「転がる(ランが出る)」をセットで考えなければ、コースマネジメントに失敗してしまいます。状況によっては、キャリーは出なくても、ランのおかげで夏よりもトータルの飛距離が伸びるケースもあります。
単純に「飛ばない」とだけ思わずに、「キャリーは減るがランが増える」ということを理解して、コースを攻略してください。

2. ライの薄さへの対応と打ち方の工夫
冬は芝が元気をなくし、薄くなってくるため、夏よりもボールが打ちづらくなります。
夏のフェアウェイは、芝が元気でまるでティーアップしているかのように打ちやすい最高のライですが、冬はそうはいきません。
今までクラブが下から入る打ち方でも上手く打てていた方は、冬になるとダフリやミスが増えてしまうかもしれません。
【対策】
- ボールの位置を少し右足寄りに置く。
- 上からボールを潰すような意識で打つ。
ボールを「すくい上げよう」とするのは厳禁です。意識としては、高い球ではなく、低い球をイメージして打ちましょう。低い球をイメージすることで、自然とクラブが上から入りやすくなり、ナイスショットの確率が上がります。
冬にダフリが増えると「下手になった」と感じるかもしれませんが、そうではありません。ライが悪くなったことに打ち方が合っていないだけです。ボールを右に置くか、上から打つか、この工夫を心がけてください。

3. スコアが悪くなることを受け入れ集中力を維持しよう
冬は、芝の薄さや風の強さ、凍ったグリーン、厚着によるスイングのしづらさなど、スコアが悪くなる条件が揃いやすいです。
夏に比べてスコアが悪くなるのは、ある意味、当然のことなのです。ここで最も大事なことは、「集中力を切らさないこと」です。
夏の感覚で「なんでこんなミスが出るんだ」「下手になった」と思いながらプレーすると、集中力が切れてさらにミスを重ねてしまいます。
「冬は夏よりもスコアが悪くなるものだ」という事実を頭に入れてプレイすれば、多少のミスでは動じず、冷静さを保つことができます。
スコアが悪くなっても切れない。これが冬ゴルフを乗り切るメンタルの秘訣です。

まとめ:冬のラウンドで春に差をつけよう!
今日のポイントをもう一度おさらいしましょう。
- ボールが飛ばない(キャリーは減るがランが増える)
- ライが薄い(ボールを右に、上から潰すイメージで)
- スコアが悪くなる(集中力を切らさない)
冬のゴルフは厳しいコンディションですが、この時期にしっかりと課題に取り組むことで、あなたのゴルフは確実に成長し、春に大きな差をつけることができます。
しかも、プレー代が安くお得な時期です。ぜひ冬も冬眠せずに、どんどんコースへ足を運んでゴルフを楽しんで上達してください!



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