2025年11月13日(水)に、イーグルレイクゴルフクラブさんへラウンドレッスンに行ってきました。暑くも寒くもなく、最高の天気で、まさにゴルフシーズンの真っ只中だなという感じでした。

昨日は、普段インドアでレッスンを受けてくださっている方々にご参加いただきました。ラウンドレッスンに何回かご参加いただいている方と、初めてご参加いただいた方がいらっしゃいました。
コースでの課題を練習に活かす
コースでのプレーをしっかりと分析して、良いスコアが出るように練習していただきたい」ということです。
練習場でご自身のスイングを撮影すると、「ここを直したい」「格好悪いな」という部分が見つかると思います。もちろん、それを修正するのも大切です。
しかし、最も重要なのは「コースで一番何が原因でスコアを崩しているか」を見極め、そこを潰すように練習することです。
例えば、アプローチでスコアを崩しているのであれば、ショット練習よりもアプローチの練習を増やす。コースで出るミスショットを把握し、そのミスが出ないようにスイングのどこを修正すべきか考える。
「コースでこうしたいから、練習場でここを修正する」という意識で日々の練習に取り組んでいただくと、スコアアップに直結しやすいです。
見た目にかっこいいスイングも理想ですが、まずは良いスコアを出すためにどこを直し、どんな練習をすべきかを考えてみてください。

調子が悪い時の「ハーフスイング」の注意点
お越しいただいた方の中に、久しぶりのラウンドでなかなか上手く当たらないという方がいらっしゃいました。
そこで、ハーフスイングでプレーしていただいたところ、徐々に当たりが戻ってきました。
久しぶりのラウンドや調子が悪い時はハーフスイングが有効ですが、注意点が2つあります。
1. 肩はしっかり回す
ハーフスイングというと、スイングが小さくなるため、肩の回転も浅くなりがちです。しかし、ハーフスイングだからといって肩の回転が半分になるわけではありません。
むしろ、フルスイングとほとんど同じくらい肩を回す感覚が正解です。肩を回さずにスイングを小さくしようとすると、ミスショットが出やすくなります。
(※ただし、傾斜が強い場面では無理に回さなくても大丈夫です。平らなライではしっかり回しましょう)
2. 「ベタ足」を意識する
もう一つの注意点は「ベタ足」です。ダウンスイングで右のかかとをあまり上げないようにスイングしていただくと、コースで当たりやすくなります。
足が動きすぎると、ダウンスイングで体が起き上がったり、左に突っ込んだりして上手く当たりません。
「肩を回す」ことと「ベタ足」。この2つを意識してハーフスイングをしてみてください。

上級者でも陥る「メンタル」によるミス
昨日ご参加いただいた方の中には、非常に上級者の方もいらっしゃいました。スイングも良く、スコアもまとまっていましたが、いくつかのミスショットは「メンタル」が原因でした。
例えば、右サイドに池があると「右に行きたくない」という意識が働き、結果として左に強く引っ掛けてしまう、といったケースです。
これは明らかにスイング技術の問題ではなく、メンタルが引き起こしたミスです。
では、どうすればよいか。
まずは、しっかりと正しい方向を向き、いつも通りのルーティンを行うことです。
そして、日々の練習場からそういった状況を「想定」して練習しておくことが非常に重要です。例えば、「右がOBだから、確実に左サイドに打つ」といったイメージトレーニングをしながら練習するのです。

バックスイングは「ゆっくり過ぎ」も良くない
その上級者の方ですが、もう一つ気になった点がありました。それは、バックスイングが少し「ゆっくり過ぎる」ことでした。
バックスイングをあまりゆっくり上げすぎることには、いくつかのデメリットがあります。
- メンタルの影響を受けやすいバックスイングがゆっくりだと、頭の中でいろいろ考えてしまう時間が生まれます。「右に行きたくないから左に引っ張ろう」などと余計なことを考え、それがミスに繋がります。
- 飛距離が出にくい
- 安定しない。ゆっくり上げると、自分の意思でクラブ軌道を操作できてしまうため、かえってスイングが安定しません。
バックスイングはある程度のスピードがあった方が、メンタル的にも飛距離的にも良い結果を生みます。
よく「スイングが速くてミスした」というのは、バックスイングのスピードではなく、「切り返しのタイミング」が早すぎたケースがほとんどです。
コントロールできないほど早いのは論外ですが、ほとんどのアマチュアゴルファーの方は、むしろゆっくり上げ過ぎていることが多いので、意識してみてください。
まとめ
今回のレッスンのまとめ
- コースでスコアを崩す原因を分析し、練習に反映させること
- ハーフスイングは「肩を回す」「ベタ足」を意識すること
- メンタルが原因のミスを認識し、練習場で克服しておくこと
ぜひご自身の練習に役立ててみてください。
ラウンドレッスンの日程や詳細は下記URLからご覧ください。



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