ティーチングプロの野山佳治です。 せっかく練習場では良いショットが打てているのに、コースに行くと「ダフリ・トップが止まらない」「スライスばかりでスコアがまとまらない」と悩んでいませんか?
コースでミスが起きる原因はスイングそのものではなく、「アドレス時の重心位置」にあることがあります。2026年5月13日(水)に千葉国際カントリークラブさんにてラウンドレッスンを開催しましたが、参加者の方には重心を意識してプレーしていただきました。
この日は、9:30桜東コーススタートだったのですが、気温がちょうどよく、最高のゴルフ日和でした。

1. コースで結果を出すなら「スイング」より「アドレス」を変える
多くの方が、コースでミスをすると「今のスイングが悪かった」「もっと速く振らなきゃ」とスイングそのものを修正しようとします。しかし、動いている最中のスイングをコースで直すのは至難の業です。
即効性があるのは、止まった状態で修正できる「アドレス」です。その中でも、足の裏のどこに体重を乗せるかという「重心位置」を整えるだけで、ボールへのコンタクトは劇的に改善します。

2. 【傾斜地別】ミスを防ぐ重心の基本ルール
千葉国際カントリークラブさんのようにアップダウンが激しいコースでは、平坦なライから打てることは稀です。傾斜地からのショットで最も大切なのは、「低い方に重心をかける」という基本原則です。
① 左足下がり(重心:左足)
地面の傾斜に沿って立つため、最初から左足に多く重心をかけます。無理に右に残そうとすると、地面にクラブが刺さってダフリの原因になります。
② 左足上がり(重心:右足)
傾斜なりに立つと、右足に重心が残ります。この時、無理に左へ突っ込もうとせず、右足に体重を感じたまま回転することで、クリーンにヒットできます。
③ つま先上がり(重心:かかと)
ボールが足元より高い位置にあるため、あらかじめ「かかと」寄りに重心を置くことで、前後のバランスを保ちます。
④ つま先下がり(重心:つま先)
ボールが遠い位置にあるため、膝を深く曲げ、「つま先」側に重心をかけて前傾を深く保つのがポイントです。

3. ショットを安定させる基本の重心配分
平地での基本についても再確認しておきましょう。
- ドライバーの場合: 左右の比率は「右6:左4」が理想です。アッパーブローで捉えるため、わずかに右重心で構えます。
- アイアン・ウェッジの場合: 基本は「左右均等(5:5)」です。
- 前後の重心: どのクラブでも、土踏まずより少し前、「若干つま先寄り」に重心を置くことで、スイング中のバランスが安定し、スムーズな回転が可能になります。

4. 【応用編】個別のスイング癖を「重心」で解消する
この日のラウンドレッスンでは、基本から一歩踏み込み、その方の「ミスの傾向」に合わせた重心位置を提案しました。
ダフリ・トップが多い方の解決策
ダフリやトップに悩む方の多くは、インパクトで右足に体重が残ったまま(明治の大砲状態)で打っています。 このような方には、あえてアドレスから「左6:右4」の左重心で構えていただきました。
- メリット: 最初から左に乗っているため、右足に重心が残る動きがなくなり、ボールを上からクリーンに捉えられます。ロフトが立った状態で当たるため、飛距離のロスも防げます。
- 注意点: 重心移動が少なくなる分、わずかに飛距離が落ちることもありますが、まずはミート率を上げることがスコアメイクの近道です。
ドライバーでのテンプラ・左への突っ込み
逆に、左に突っ込みすぎてしまう方には、「左足の内側」で踏ん張る感覚を伝ええしました。 突っ込む方は重心が左足の「外側」に逃げてしまいがちです。内側でしっかり耐えることで、頭が右に残り、理想的なビハインド・ザ・ボールの形が作れます。
まとめ:明日からの練習で試すべきこと
- 自分のミスの傾向(右に残るか、左に突っ込むか)を知る。
- 練習場で、あえて「極端な重心配分」で打ってみる。
- コースの傾斜では「低い方に重心」を徹底する。
重心位置を意識するだけで、あなたのゴルフはもっとシンプルで楽しいものになります。ぜひ次回のラウンドで実践してみてください。
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