京カントリークラブでのラウンドレッスンレポート。左へのボールと右へのボールの飛距離は異なります。

ラウンドレッスンレポート
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昨日は京カントリークラブさんでラウンドレッスンを行ってまいりました。本当に素晴らしい天気に恵まれ、暑くも寒くもない爽やかな一日で、まさに最高のゴルフ日和でした。この時期は本当に良い季節ですので、どんどんコースに足を運んでいただきたいと思います。

京カントリークラブさんは池が多く、戦略性が非常に高いコースでした。美しく整備されており、とても面白いゴルフ場です。

昨日お伝えした3つのポイント

1. コースマネジメント:左右の球筋による飛距離の違いを理解する

昨日のコースは池が多かったため、特にコースマネジメントについていくつかお話しさせていただきました。

その中の1つのポイントは、左に飛んだ球と右に飛んだ球では距離が大きく異なるということです。

  • 左に飛ぶボール:基本的に捕まっていることが多く、結構飛距離が出やすい
  • 右に飛ぶボール:擦っている可能性が高く、飛距離が出ないことが多い

この特性を理解すると、グリーンを狙う際のハザードの危険度が分かります。

  • 左手前の池やバンカー:越える可能性が非常に高い
  • 右手前の池やバンカー:入る確率が非常に高い
  • 左奥の池やバンカー:入る可能性が高い
  • 右奥の池やバンカー:比較的入りにくい

グリーンを狙う時には、周りのハザードが右にあるのか左にあるのかを確認し、「この池やバンカーは入りやすいかな、入りにくいかな」という判断の目安にしていただければと思います。

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2. パターの素振りを大事にする

パターの距離感がなかなか合わないという悩みをお持ちの方は多いと思います。距離感を合わせる方法はいろいろありますが、特に素振りをしっかりと大事にしていただきたいと思います。

ボールを打つ前のパターの素振りですが、結構適当に行ってしまうケースが多く見受けられます。ルーティンとして体を動かすだけになってしまい、距離をあまり考えずにただクラブヘッドを動かすだけ、ということがよくあります。

せっかく素振りをするのであれば、ボールが転がるスピードをイメージしながら、実際に打つ時の振り幅・スピードで素振りをしてください。その素振りをした時に「実際にこれでボールを打ったらどのくらい転がるかな」とイメージしながら行うことが大切です。

距離感を全くイメージしないで、ただ体を動かすだけでは非常にもったいないです。「このくらいがちょうどいいかな」というのを意識しながら素振りしていただければと思います。

意外にただ素振りをしているだけという方も多いので、パターやアプローチの場合には、しっかりと距離感を意識した素振りを心がけてください。ドライバーなどでしたら距離感はそれほど関係ないので、イメージを作るだけの軽いルーティンでも構いませんが、アプローチとパターは違います。

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3. ティーショットでドライバー以外のクラブも積極的に使用する

ミドルホールやロングホールのティーショットで、必ずドライバーしか使わないという方が結構いらっしゃいます。距離が出ないからドライバーで打つしかないという方もいれば、結構距離の出る方でもドライバー以外はほぼ使わないという方も、ラウンドレッスンでよくお見かけします。

ドライバーを使わないケースとしては:

  • 狭いホールでの方向性重視
  • ドライバーの距離だと曲がった時に池やバンカーに入ってしまう場合
  • 方向性を良くしたい場合

5番ウッドや7番ウッド、UTは基本的にボールがあまり右に行きづらく、むしろ球が捕まって左に行きやすい特性があります。ですので、右が嫌なホールではドライバーよりもフェアウェイウッドやUTを使っていただくといいです。

また、ドライバーよりもフェアウェイウッドやUTの方がミート率が良くなるので、「今日はちょっとドライバーが当たらないな」という時にも有効です。

ドライバー以外のクラブをミドルホールやロングホールで使うと、なんとなく弱気な感じがしてしまう方もいらっしゃるでしょう。同伴者から「そんなの使っちゃダメだよ、ドライバーで行かなきゃ」なんて言われることもあるかもしれません。

しかし、そこは自分がそれでいいと思った強い気持ちを持って、攻めの気持ちで選択していただきたいと思います。逃げの気持ちがあるとどうしても良い結果につながりません。

フェアウェイウッドやUTを持ったからといって逃げではなく、「むしろ攻めなんだ」くらいの気持ちを持って、ドライバー以外のクラブもティーショットで使っていただきたいと思います。

このようにドライバー以外のクラブを使うことで、コースマネジメントの力がつきますし、ゴルフがより楽しくなります。

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まとめ

今日の京カントリークラブでのラウンドレッスンの振り返りとして、以下の3つのポイントをお話しさせていただきました:

  1. 左に行く球と右に行く球では距離が違うことが多い(コースマネジメント)
  2. パターの素振りを大事にする(距離感の向上)
  3. ドライバー以外のクラブもティーショットで使う(戦略的なクラブ選択)

ぜひ参考にしていただき、良いスコアを出していただきたいと思っております。

ラウンドレッスンのご案内

私のラウンドレッスンは水曜日と土曜日の午後に千葉県で行っております。お近くの方はぜひご参加いただければと思います。詳細については下記URLよりご覧ください。

https://noyamagolf.com/?p=47

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