こんにちは。ティーチングプロの野山佳治です。
「せっかくグリーン近くまで来たのに、バンカーから出なくてトリプルボギーを叩いてしまった……」 「砂を見ると、どうしても体が強張ってうまく打てない」
スコア100切りを目指すプロセスにおいて、バンカーは最大の難所の一つですよね。私のInstagramでも、実はスイング動画以上に「バンカーショットのコツ」に関する投稿が圧倒的に再生されています。それだけ多くの方が悩んでいる証拠でしょう。
バンカーショットには、フェアウェイからのショットとは異なる「特有のルール」があります。この記事では、私が日々レッスンをしている中で見えてきた「バンカーが出ない原因ランキングTOP3」を詳しく解説します。
この記事を読み終える頃には、あなたのバンカーに対する恐怖心は消え、明日からの練習が待ち遠しくなっているはずです。

第3位:砂を取り過ぎてしまう(ザックリ・脱出失敗)
バンカーから出ない原因の第3位は、「砂を過剰に取りぎている」ことです。
バンカーショットは、ボールを直接打つのではなく、ボールの下にある砂を爆発(エクスプロージョン)させて、その勢いでボールを飛ばします。しかし、「砂を取らなきゃ」という意識が強すぎると、クラブヘッドが深く潜りすぎてしまい、エネルギーがすべて砂に吸収されてボールが飛ばなくなります。
なぜ砂を取り過ぎてしまうのか?
主な理由は2つあります。
- 足場を固めたあとの意識不足 バンカーでは滑らないように足を砂に埋めますよね。実は、足を埋めた時点で、スイングの回転軸は通常よりも低い位置にあります。つまり、普通に振るだけで自然と砂が取れる状態になっているのです。それなのに、さらに「砂を取ろう」とすると、深く潜りすぎてしまうのは当然の結果です。
- フェースが閉じている フェースが目標に対して真っ直ぐ(スクエア)だと、アイアンの刃(リーディングエッジ)から砂に突き刺さります。これは包丁で物を切るのと同じで、抵抗なく砂の奥深くまで潜ってしまいます。
【解決策】フェースを開いて「バンス」を使おう
砂を適量に抑えるためには、フェースを思い切って開くことが不可欠です。フェースを開くことで、ソールにある「バンス(膨らみ)」が先に砂に当たります。バンスが砂を叩くと、クラブは深く潜らずに表面を滑るように動いてくれます。
また、インパクトで手を返してフェースを閉じてしまう癖がある方も注意が必要です。最後までフェースが自分を向いているようなイメージで振り抜きましょう。

第2位:振り幅が圧倒的に小さい(距離感の勘違い)
第2位は、「振るのが怖くてスイングが小さくなってしまう」ことです。
目の前に高い土手があり、ピンまでの距離も短い。そうなると、心理的に「大きく振ったらホームランして大オーバーしてしまうかも」という恐怖が生まれます。その結果、インパクトで緩んでしまい、砂を叩いた瞬間にクラブが止まってしまうのです。
フェアウェイの2〜3倍のエネルギーが必要
バンカーショットは砂の抵抗を直接受けるため、想像以上にパワーをロスします。目安として覚えておいていただきたいのは、「同じ距離をフェアウェイから打つ時の2倍から3倍の振り幅」で振る必要があるということです。
- 15ヤード飛ばしたい場合: フェアウェイなら30〜45ヤード飛ばすつもりの振り幅。
「こんなに振って大丈夫?」と思うかもしれませんが、砂を介在させるエクスプロージョンショットなら、しっかり振ってもボールはそれほど飛びません。加速しながらインパクトすることを恐れないでください。

第1位:ボールを上げようとしすぎている(すくい打ち・右重心)
映えある(?)第1位は、「自力でボールを高く上げようとする動き」です。
バンカーの脱出を阻む最大の敵は、技術以上に「上げたい」という本能的な欲求です。土手を越えなければならないというプレッシャーから、多くの方が無意識に以下のような動きをしてしまいます。
- 右足に体重が残る: ボールを掬い上げるために、右肩が下がり、軸が右に傾きます。
- 最下点が手前すぎる: 軸が右に傾くと、クラブはボールの遥か手前の砂を叩き、強烈なダフリとなります。
サンドウェッジを信じてください
ここで再確認しましょう。あなたが持っているサンドウェッジは、ゴルフクラブの中で最もロフト角が大きいクラブです。さらに、「フェースを開く」という動作を加えれば、そのロフトはさらに寝た状態になります。
つまり、「普通に振れば勝手に上がる」ように設計されているのです。
あなたがすべきことは、ボールを上げることではありません。「軸をまっすぐ保ち、目標方向に最後まで振り抜くこと」だけです。スイング中に頭の位置を動かさず、左足に少しだけ体重を乗せたまま振り抜く。これだけで、ボールは驚くほど高く舞い上がり、静かにグリーンへ着地します。
バンカー上達の近道は「練習の絶対量」
ここまで技術的なポイントをお伝えしましたが、最後にお伝えしたいのは「練習」の重要性です。 バンカーが苦手な方の共通点は、単純に「練習していないこと」にあります。
練習場にバンカーが併設されていても、実際にそこで練習している人を見かけることは稀です。ゴルフ場へ行った際、アプローチ練習場にバンカーがあれば、10分でも良いので砂を叩く感覚を養ってください。
練習さえ積めば、バンカーは決して怖くありません。

まとめ
明日からのゴルフで、以下の3点を意識してみてください。
- フェースをしっかり開き、バンスを砂に当てる。
- 通常の2〜3倍の大きさで、緩まず振り切る。
- 「上げよう」と思わず、軸を保ってスイングする。
まずはこの3つを意識するだけで、バンカー脱出率は劇的に上がります。
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