練習しているのにスコアが伸びない人が見直すべき5つの要素

練習しているのにスコアが伸びない人が見直すべき5つの要素 ブログ

毎日たくさんボールを打っているのに、なぜかスコアが縮まらない。そんな悩みを抱えている方は非常に多いです。私自身もゴルフを始めた頃は毎日六百球以上、多い日は千球以上打っていましたが、なかなか100を切ることができませんでした。今考えれば、当時の練習はかなり遠回りをしていたと感じます。

この記事では、練習しているのにスコアが良くならない理由と、そこから抜け出すために何に取り組めばよいのかをお伝えします。スイングの練習量ではなく、練習の中身と組み立て方に目を向けるきっかけにしていただければと思います。球数をこなすことは大切ですが、それだけでは埋まらない部分がスコアには必ずあります。ここで五つの要素を整理しながら、次の練習に活かせるヒントを持ち帰ってください。

スコアを作る5つの要素とは

練習場でショット練習に取り組むゴルファー

スコアが伸び悩む一番の原因は、スイングの練習ばかりに時間を使っていることです。スイングをきれいにすることは大切な要素の一つですが、それだけでスコアが決まるわけではありません。

スコアを作る要素は大きく分けて、スイング、小技(アプローチやバンカー)、パター、コースマネジメント(コースをどう攻めるか)、状況対応力、そしてメンタルの五つです。スイングの練習だけをしているとき、実はこの五つのうちの一つだけを磨いている状態になります。

私自身、ゴルフを始めた頃は毎日六百球以上、多い日は千球以上打っていましたが、なかなか100を切ることができませんでした。今振り返ると、練習のほとんどをスイングづくりに費やし、残りの要素にはほとんど手をつけていなかったことが遠回りの原因だったと感じます。

球を遠くへまっすぐ飛ばす技術が上がっても、グリーン周りの寄せが下手であればスコアはまとまりませんし、コースの攻め方を知らなければせっかくのショットも生きてきません。まずは自分がどの要素に偏った練習をしているのか、直近の練習内容を振り返ってみてください。

たとえば直近一か月の練習を振り返ったとき、打席でボールを打っていた時間が九割を占めているなら、それは要注意のサインです。残りの四つの要素にどれだけ時間を配分できているかを、一度数えてみることをお勧めします。

練習の配分を五つの要素で均等にする必要はありませんが、少なくとも月に一度は、アプローチ・パター以外の要素、つまりコースマネジメントや状況対応力、メンタルのために何をしたかを振り返る時間を作ってみてください。

アプローチとパターで終わっていないか

グリーン周りのアプローチ練習に励むゴルファー

練習場に行くと、多くの方がスイングの練習、アプローチの練習、パターの練習をして満足してしまいます。実はこの三つで練習を終えている方が非常に多いのです。

しかし、コースマネジメント、状況対応力、メンタルという残りの三つに全く取り組んでいない方がほとんどです。この三つは練習場のマットの上だけでは磨きにくく、意識して別の取り組みをしないと伸びていきません。

  • スイング:球を打つ技術そのもの
  • 小技(アプローチ・バンカー):グリーン周りの寄せ、パター
  • メンタル
  • コースマネジメント:コースをどう攻めるかという戦略
  • 状況対応力とメンタル:ラウンド中の判断と心の持ち方

こうして並べてみると、多くの方が磨いているのは五つのうち三つだけだと気づくはずです。残る二つ、コースマネジメントと状況対応力・メンタルをどう鍛えるか、これが次の課題になります。

コースに出た回数が少ないままアプローチとパターだけを磨いても、実際のコースでどう使うかという場面経験が不足したままになってしまいます。技術と経験は両輪であることを意識してください。

この二つは打席の上だけでは身につきにくい力です。次の項目で、具体的にどう鍛えていけばよいかをお伝えします。

コースに出る回数が上達を決める

コースを実際にラウンドしながら攻め方を考える

コースマネジメントや状況対応力、メンタルを鍛える一番の方法は、コースを回る機会を増やすことです。実際にラウンドを重ねることで、これらの力は自然と鍛えられていきます。

「もっといい球が打てるようになってからコースに行こう」「もう少し当たるようになってから」と考えていると、上達のスピードはかえって遅くなってしまいます。調子が悪くても、ボールがうまく当たらなくても、今の状態でどうやったらいいスコアを出せるかを考えながらラウンドすることが大切です。

練習場での成果を確かめる場としてだけでなく、コースそのものを練習の場として捉えてみてください。そうすることで、練習場だけでは身につかない実戦の感覚が養われていきます。

具体的には、ラウンド中に「このホールは何を優先するか」「このミスをしたら次の一打をどう打つか」を一球ごとに考えながら回ってみてください。練習場では味わえない緊張感の中で判断する経験こそが、状況対応力とメンタルを鍛える一番の練習になります。

コースでのレッスン、いわゆるラウンドレッスンを活用するのも一つの方法です。コースでどう攻めるか、状況にどう対応するかは練習場だけではなかなか磨きにくい部分なので、実際のコースで教わることでより実践的な力が身につきます。

持ち球と大ミスを減らすスイング作り

スイングについては、きれいなフォームを目指すことも大切ですが、それ以上に大ミスをしないスイング、いつも同じような球が出るスイングにしておくことが重要です。完璧を求めすぎるあまり、安定感を犠牲にしてしまっては本末転倒です。

レッスンで「ドローとフェードどちらの球筋を目指したいですか」と伺うと、多くの方が「まっすぐ打ちたい」と答えます。もちろんできるだけまっすぐに近い球を目指すのはよいのですが、完全にまっすぐな球というのは右にも左にも曲がる可能性があり、実はコントロールが非常に難しい球なのです。

いいスコアを出すためには、必ず同じ方向に曲がる持ち球を決めておくことが非常に重要です。右に曲がるならドロー系、左に曲がるならフェード系というように、自分の球筋の傾向をまず把握し、練習の際はその持ち球を意識しながら取り組んでみてください。

たとえばラウンド中に大叩きしたホールを思い出してみてください。多くの場合、狙った方向とは逆に曲がってしまったり、いつもと違う曲がり方をしてしまったりしたことが大叩きにつながっているはずです。持ち球が決まっていれば、狙う方向を安全な側に外して打つといった対応がしやすくなります。

コースでの攻め方や状況対応力は練習場だけでは磨きにくいため、ラウンドレッスンを活用するのも有効な方法です。スイングの安定と合わせて、コース戦略の面からもミスを減らす工夫をしていくと、スコアはより安定してきます。

まとめ

練習しているのにスコアが伸びないと感じたら、次のポイントを振り返ってみてください。

  • スコアはスイングだけでなく、小技・パター・コースマネジメント・状況対応力・メンタルの5要素で作られる
  • アプローチとパターの練習で満足せず、コースマネジメントや状況対応力も意識して鍛える
  • 上達を早めるにはコースに出る回数を増やし、実戦の中で考えながらラウンドすることが近道
  • 完璧なスイングより、大ミスをしない安定した持ち球を作ることがスコアアップにつながる

まずは直近のラウンドを振り返り、何でスコアを崩したのか、何を伸ばせばもっと良くなるのかを考えることから始めてみてください。そこから見えた課題を一つずつ潰していくことが、スムーズなスコアアップへの近道です。

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