ラウンドレッスンレポートin南茂原カントリークラブ。ショットはいいのに大叩きしてしまう原因とは

2025年2月26日（水）に南茂原カントリークラブさんにラウンドレッスンに行ってきました。前から一度行ってみたかったゴルフ場だったのですが、予想通りの美しさと充実した施設を備えていました。特に広々としたアプローチ練習場は印象的で、ショートゲームの練習に最適な環境でした。

このラウンドレッスンでは、定期的にご参加されている方の興味深い課題が見られました。技術面ではかなりの上達が見られ、ショットの精度は格段に向上しているにもかかわらず、スコアに結果が反映されていない状況でした。特に何ホールかで大叩きをしてしまうことがスコアメイクの妨げになっていました。

ショットが良いのに大叩きしてしまう主な原因

ミスショットを一度すると、周囲のプレーヤーやスロープレーを気にするあまり、十分な準備なしに次のショットを打ってしまう傾向が見られました。特にティーショットが林に入ったような状況では、遅れを取り戻そうという焦りから、適切なルーティンを省略してしまい、結果的に連続ミスを引き起こしています。

対策: スロープレーに配慮することは重要ですが、ミスショット後こそ一度深呼吸をして気持ちをリセットし、自分のセットアップルーティンを省略せずに行うことが重要です。周囲への配慮と自分のプレーの質のバランスを保つことがスコアメイクの鍵となります。

ショットの精度が高まると、自信から来る過剰なチャレンジ精神が芽生えがちです。狭いターゲットを狙う、障害物を越えようとする「一か八か」のショット選択が、不必要なリスクを生み出し、大叩きの原因となっています。

対策: 攻めどころと守りどころを明確に区別し、特にトラブルが待ち構えている場所では安全策を選ぶコースマネジメントを心がけましょう。一打のミスが大きなスコアロスにつながる状況を避け、確実に前進することを優先するプレー戦略を立てることが大切です。

ショット全般は良くても、バンカーショットなど特定の状況に極端な苦手意識がある場合、そのシチュエーションに陥ったときに大叩きにつながりやすくなります。バンカーから一発で出られなかったり、ホームランしてしまったりする状況が代表的です。

対策: 自分の苦手なシチュエーションを正確に把握し、練習時間を重点的に割くことで克服を目指しましょう。また、ラウンド中は可能な限りそうした苦手な状況を避けるプレー選択も重要です。

ラウンド中、何かうまくいかないことがあると集中力が切れ、「もうどうでもいい」という心理状態になり、適当なショットを打ってしまうことがあります。この心理的な浮き沈みがスコアの安定性を損なう大きな要因となっています。

対策: ゴルフラウンドでは必ず良いことも悪いことも起こるものだという心構えを持ち、一喜一憂せずに一打一打に集中する姿勢を保ちましょう。特に悪いことが起きた後こそ、意識的に気持ちを切り替え、次のショットに全神経を集中させることが重要です。

3月に入り、いよいよゴルフシーズンが近づいてきました。多くのゴルファーにとって、4月初旬のマスターズトーナメント開催が本格的なシーズンの始まりを意味します。あと1ヶ月ほどでマスターズが始まることを考えると、今からシーズンの準備を整えておくことが重要です。

「まだオフシーズンだから」という気持ちを捨て、「もうシーズンが始まる」という意識で今からしっかりと準備をすることで、待ち遠しい春のゴルフシーズンを最高のコンディションで迎えることができるでしょう。一面緑に広がる芝生の上で、満足のいくスコアを出すために、今日からの準備が未来のゴルフを変えていきます。

これらのポイントを意識することで、技術の向上がスコアの向上に直結する確かな道筋が見えてくるでしょう。無駄なスコアロスを防ぐことで、さらにいいスコアが出るはずです。

ラウンドレッスンの日程や詳細は下記URLよりご覧ください。