2026年10月21日(水)千葉セントラルゴルフクラブさんにラウンドレッスンに行ってきました。雨予報ではなかったのですが、一時的に雨が降り、風がと持て強かったので、一瞬嵐のような天気でした。しかし傘をさしたり、レインウエアを着るまでではなく、ほんの一瞬だったのでよかったです。

この日にご参加くださったのは、Voicyを聞いてくださっている方と、そのお友達、そしてインドアでレッスンを受けてくださっている方の3名様でした。
「いいショットも出るのに、突然ダフったりトップしたりする」。そんなときは、スイング中に体が左右へどのくらい動いているかを確認してください。クラブの動きだけを直そうとしても、右に体重が残ったまま打っていたり、反対に上体が左へ突っ込んでいたりすると、当たりは安定しにくくなります。ナイスショットが多い方でも、左右の動きが大きいことで、ときどきミスが出るケースがあります。
この日にレッスンを受けてくださった方の中には、右に動きすぎる方、左に突っ込む方、左右の両方へ動きすぎる方がいらっしゃいました。いずれも見直したいのは、回転と重心移動の関係です。基本は、バックスイングではその場で回転し、振り下ろすときに少し左へ動くこと。この記事では、それぞれのミスが起こる理由と、練習場で感覚をつかむ方法、スマホで確認したいポイントをお伝えします。

右に動きすぎると重心が戻らない

ラウンドレッスンで、非常にいいショットを何度も打ちながら、ときどきダフリが出る方がいらっしゃいました。スイングを確認すると、バックスイング(クラブを振り上げる動き)で体が右へ大きく移動していました。そのため、ダウンスイング(クラブを振り下ろす動き)で左へ戻り切れず、右足側に重心が残った状態でボールを打っていたのです。いい当たりが出ているからといって、左右の動きに問題がないとは限りません。
バックスイングの基本は、右へ体を運ぶことではなく、その場で回転することです。アドレス(ボールを打つための構え)から、右腰や右肩を後ろへ引くように回してください。「右に体重を乗せよう」と横へ動かなくても、その場で回転すれば右側に重心は乗ります。右に乗ることと、体全体を右へずらすことを同じ動きにしてしまうと、振り下ろすときに戻す量が大きくなります。まずは、この違いを意識してください。
感覚をつかむには、両足を揃え、左右の足をくっつけてハーフスイング(振り幅を抑えたスイング)でボールを打つ練習が役立ちます。通常の構えから大きく振ろうとするのではなく、小さな振り幅でその場の回転を確かめましょう。右へ移動する勢いでクラブを上げていないか、右足の上に体が残る感覚がないかを見ながら打ってください。大きく振ったときの飛距離を求めるより、回転して当てる感覚を覚えることが目的です。

もう一つは、バックスイングで右のつま先を上げる練習です。まずは素振りで行い、その場で回転する感覚を確かめてから、ボールを打つ練習にも取り入れてください。右へ動きすぎる癖がある方は、いつもの上げ方との違いを感じやすくなります。コースでも、ボールを打つ前の軽い素振りでこの動きを確認できます。右に動いた体を無理に戻そうとする前に、振り上げる段階で右へ動きすぎていないかを見直すことが大切です。
浅いバックスイングは左への突っ込みに

右に動きすぎる方とは反対に、ボールを打つときに上体が左へ突っ込んでしまう方もいらっしゃいました。この方には、左への引っ掛けやスライス、トップが出ていました。引っ掛けはボールが左へ出るミス、スライスは右へ曲がる球です。左右で違う球が出ると、何を直せばよいか迷いやすくなりますが、この方の場合は、打つ瞬間だけでなく、バックスイングの浅さを確認する必要がありました。
お話を伺うと、最近はバックスイングを大きくしないように意識しているとのことでした。その意識が強くなりすぎて肩の回転が浅くなり、右側に十分に重心が乗らないまま振り下ろしていたのです。右に乗れていない状態から左へ動こうとしたことで、左への移動が大きくなっていました。「右へ動かないようにする」という意識だけで上げる動きまで小さくすると、反対側へのミスにつながる場合もあります。
この場合は、バックスイングで肩をしっかり回すことを意識してください。右へ横移動する必要はありませんが、回転まで止めてしまわないことが大切です。アイアンでは、インパクト(クラブがボールに当たる瞬間)で腰は構えた位置より少し左に動き、頭は構えた位置へ戻ってくるのが目安です。腰も頭も一緒に左へ運んでしまう動きとは分けて考えましょう。頭が左へ突っ込んでいないかを見ると、動きの違いを確認しやすくなります。
スイングを変えるときは、感覚を変えるために少し極端に動かす修正方法もあります。ただし、狙った動きを強く意識するうちに、必要な回転まで減っていないかは確かめてください。今回の方も改造の途中でしたが、その時点ではバックスイングが浅くなりすぎていました。大きく上げないことだけを目標にせず、肩が回り、その回転によって右側に重心が乗っているかを確認しましょう。右に動きすぎないことと、右に乗らないことは別の話です。
左右の動きはスマホ撮影で確かめる

バックスイングで右へ動き、さらにインパクトで左へ大きく動いてしまう方もいらっしゃいました。右に残る方とも、浅いバックスイングから左へ突っ込む方とも違い、左右の両方への動きが大きい状態です。このような場合にも、両足を揃えたハーフスイングが役立ちます。体を右、左へ運んでボールに合わせるのではなく、その場で回転して打つ感覚をつかんでください。まずは小さな動きの中で、横への移動と回転の違いを確かめましょう。
ここで気をつけたいのは、軸を意識するあまり、頭をまったく動かさないように固めてしまうことです。バックスイングでは顔が少し右を向き、頭も半分ほど右へ動くような感じになります。これは、体全体を横へずらすというより、回転に伴う動きです。その場で回るという言葉を、全身の位置を固定する意味で受け取らないでください。回転は行いながら、必要以上に右へ移動しないことを目安にすると、取り組む動きが整理できます。
自分の動きを確かめるには、スマホでスイングを撮影するのがおすすめです。感覚だけでは、右へ動いているつもりがなくても、実際には大きく移動していることがあります。構えたときの頭や腰の位置を基準にして、振り上げたときとボールに当たるときを見比べてください。いい当たりだったかどうかだけで判断せず、どの段階で左右の動きが大きくなっているかを見ると、取り組むべき練習を選びやすくなります。私も、この確認をおすすめしています。
- バックスイングで体全体が右へ動きすぎず、肩や腰が回転しているか。
- 振り下ろすときに少し左へ動き、右足側に重心が残ったまま打っていないか。
- アイアンのインパクトで頭が構えた位置へ戻り、左へ突っ込んでいないか。
撮影で自分の傾向が分かったら、足を揃えた練習や、右のつま先を上げる素振りにつなげてください。練習後にもう一度撮影すれば、自分が感じた変化と実際の動きを比べられます。左右の動きを全部なくそうとせず、回転と少しの左への移動ができているかを基準にしましょう。
まとめ
ダフリやトップが続くときは、クラブの動きとともに、体の左右の動きと重心の位置を見直してください。
- バックスイングは右へ体をずらさず、その場で肩や腰を回す。
- 右への移動を抑えても回転は浅くせず、右側に重心を乗せる。
- アイアンは腰を少し左へ動かし、頭は構えた位置へ戻して当てる。
- 足を揃えたハーフスイングとスマホ撮影で、感覚と動きを確かめる。
次の練習では、まず普段のスイングをスマホで撮ってみましょう。右に残るのか、左に突っ込むのか、左右の両方へ動くのかを確認し、小さなスイングでその場の回転をつかんでください。
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