【ラウンドレッスンレポートin勝浦ゴルフクラブ】ゴルフのダフリと左への突っ込みを改善する重心移動と練習の順番

ゴルフのダフリと左への突っ込みを改善する重心移動と練習の順番 ラウンドレッスンレポート

2026年10月7日(水)に勝浦ゴルフ倶楽部さんにラウンドレッスンに行ってきました。この日は秋晴れとなり、絶好のゴルフ日和でした。アプローチとバンカーのレッスンの後、さくらコースとつつじコースを回りました。

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勝浦ゴルフ倶楽部さんは、カートで自走することもできる上に、リモコンも付いているので、とても快適でした。カートに乗っている時は自走できるので、早く移動できますし、カートから離れている時は、リモコンで操作できるのでとてもスムーズでした。

この日にご参加いただいたのは、定期的にラウンドレッスンを受けてくださる方々でした。前回にお伝えした課題がかなり改善されていて、とてもよくなっていました。

さて、ドライバーは気持ちよく打てるのに、フェアウェーウッドやアイアンになるとボールの手前を打ってしまう。反対に、しっかり当てようとするほど体が左へ突っ込み、こうした悩みはありませんでしょうか?。どちらも重心の動きが関係しますが、同じ直し方をすればよいわけではありません。自分がどのように動いているかを見分けることが、修正の出発点です。

この日にご参加いただいた二人の方にも、この異なる傾向がありました。一人は右に重心が残り、もう一人は左へ突っ込んでいました。この記事では、それぞれのミスが起きていた理由と、修正に取り組む順番を説明します。打つ瞬間だけを変えようとせず、その動きにつながる原因まで確認してください。大きなスイングで難しいことも、小さなアプローチからなら取り組みやすくなります。

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地面からのショットは左重心を意識

地面から打つショットは左への重心移動を確認

ラウンドレッスンに参加された一人の方は、ドライバーが非常によい状態でした。一方で、フェアウェーウッドやユーティリティー、アイアンでは、右に重心が残ったまま打ち、ボールの手前の地面にクラブが当たるミスが出ていました。いわゆるダフリです。同じ日のプレーでも、ドライバーがよいからといって、地面から打つクラブまでうまく当たるとは限りません。まずは、どのクラブで、どのようなミスが出ているかを分けて確認してください。

地面から打つショットでは、ダウンスイング(クラブを振り下ろす動き)で、少し左に重心を乗せることが大切です。そうすると、クラブヘッドの最下点、つまりクラブの先端が最も低くなる位置が、ボールより目標側に来やすくなります。地面より先にボールへ当てやすくなるため、よいショットにつながります。ボールの手前を繰り返し打っているときは、クラブの動きだけでなく、右に重心が残っていないかも確認してみてください。

ただし、左に重心を乗せると聞いて、体を大きく左へ投げ出すように動かす必要はありません。意識したいのは、振り下ろすときに少し左へ重心を移すことです。

さらに、この方はアプローチでも、振り下ろすときに腰の位置が右へ寄り、同じようなミスが出ていました。長いクラブだけの問題に見えても、小さなショットに同じ傾向が表れることはあります。アイアンのダフリに悩んでいるなら、アプローチでもボールの手前を打っていないか、腰が右へ動いていないかを見てください。小さな振り幅なら動きを確かめやすく、何を修正すればよいかも整理しやすくなります。これが次の練習につながる手がかりです。

スイング修正はアプローチから始める

小さなアプローチから共通するミスの修正に取り組む

ショットとアプローチに同じミスの傾向が出ている場合、アプローチから修正に取り組むことを勧めています。フルスイング(大きく振るスイング)で直したい動きがあっても、最初から長いクラブで変えようとすると難しくなります。まずは小さな動きで、意識したことを実際にできるか確かめてください。今回のように右へ重心が残る方なら、アプローチで振り下ろすときの腰の位置と、左への重心移動を確認するところから始めてください。

練習では、ボールがうまく飛んだかだけで判断せず、直そうとしている動きができたかも見てください。よい当たりが出ても、腰が右に寄る動きが残っているなら、もう一度小さな振り幅で確かめます。反対に、思いどおりの当たりでなくても、意識した動きができていれば、そこを手がかりに練習を続けられます。一球ごとに確認することを絞れば、当たりの結果に振り回されず、何が変わったのかを見つけやすくなります。

アプローチで動きに慣れてきたら、少しずつ振り幅を大きくし、長いクラブの練習へ進んでください。大切なのは、クラブを変えるたびに別の課題を増やすのではなく、小さなスイングで確認した動きを引き継ぐことです。振り幅を大きくした途端に同じミスが出るなら、いったん小さな振り幅へ戻って確かめましょう。できていた動きがどこで難しくなるのかを見ながら進めると、フルスイングの修正にも取り組みやすくなります。

コースでは、ミスが出ると次の一打で何とか取り返したくなり、急いで動きを変えようとしがちです。しかし、ラウンド中に意識しただけで、すぐに修正できるとは限りません。コースで見つかった傾向を持ち帰り、練習場でアプローチから確かめることが大切です。長いクラブのミスだから長いクラブだけを練習する、と決めつけず、小さなショットにも目を向けてください。共通する動きが見つかれば、練習で取り組む課題が一つにつながります。

左への突っ込みは左膝の動きから直す

左膝が前へ出る動きとバックスイングの重心を確認

もう一人の方は、打つときに体が左へ突っ込み、ミスが出ていました。こちらは、単に左へ重心を乗せればよいという状態ではありません。動きをたどると、バックスイング(クラブを振り上げる動き)で肩の回転が浅く、右に重心が乗らないまま、左に重心が残っていました。その状態から振り下ろすため、さらに左へ突っ込んでいたのです。打つ瞬間だけを見るのではなく、振り上げる段階に原因がないかを確認する必要がありました。

この方が右に重心を乗せにくかった理由は、バックスイングで頭が下がっていたことです。頭が下がると肩を回転させづらくなり、右への重心移動もしにくくなります。そこで、振り上げるときに頭があまり下がらないようにしていただくといいです。ただ、頭の位置だけを意識する前に、なぜ頭が下がってしまうのかを見ていくことが大切です。今回の場合は、動き始めに左膝が前へ出ていたことが、その原因につながっていました。

左膝が前へ出ることで、左に重心が残り、頭も下がっていました。そこで、クラブを上げ始めるときに左膝を前へ出さず、内側へ回すように意識していただきました。膝の頭が正面へせり出すのではなく、少し斜め後ろへ向かうような動きです。まず左膝が前へ出ていないかを確認してください。その動きが変わると右に重心を乗せやすくなり、打つときの左への突っ込みを抑えることにつながりました。

この例で大切なのは、「左へ突っ込むから、左へ行かないようにする」だけで終わらせなかったことです。肩の回転が浅い理由、右に重心が乗らない理由、頭が下がる理由を順に確かめ、左膝の動きまでたどりました。もちろん、左へ突っ込む方が全員同じ原因とは限りません。自分の動きも、結果から一つずつさかのぼって確認してください。直したい部分だけを動かそうとするより、その動きを生んでいる大元に取り組むことが、スイングの修正には大切です。

まとめ

ダフリと左への突っ込みは、重心の動きと、そこにつながる原因を分けて確認しましょう。

  • 地面から打つショットで右に重心が残る場合は、振り下ろすときに少し左へ重心を乗せる。
  • ショットとアプローチに同じミスが出ているなら、小さな振り幅から修正し、徐々に大きくする。
  • 左へ突っ込む場合は、バックスイングの肩の回転、頭の下がり、左膝の動きまで原因をたどる。

次の練習では、まずアプローチで普段のミスと共通する動きがないかを確認してください。直す点を一つに絞り、小さな動きで慣れてから長いクラブへ進めることが、コースでのショット改善につながります。

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